三重産業保健総合支援センター

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R7.10月号

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三重産保メルマガ(令和7年 10月号)
独立行政法人 労働者健康安全機構
三重産業保健総合支援センター(三重さんぽセンター)
電話 059-213-0711
FAX 059-213-0712
E-mail  mie-jooohas@mies.johas.go.jp

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 紅葉は、1日の最低気温が8℃以下になると始まって、5~6℃以下になるとさらに紅葉が進むといわれています。御在所岳や赤目四十八滝など県内の紅葉の名所に行って心身をリフレッシュしてみませんか。

目次
1 三重さんぽセンターからのお知らせ
2 三重さんぽセンター産業保健研修会のご案内
3 厚生労働省・三重労働局関連情報
4 その他のお知らせ

1 三重さんぽセンターからのお知らせ

◇ 治療と就業の両立支援についての努力義務化で事業場に求められること④

 改正労働施策総合推進法により、令和8年4月から治療と就業の両立支援が努力義務化されています。また、「治療と就業の両立支援指針」が策定され、事業主が取り組むべき基本的な考え方や具体的な支援内容が示されています。今回は、両立支援の進め方について説明します。

 治療と就業の両立支援は、以下の流れで行います。
 ①労働者の申出 → ②勤務状況提供書等の作成(労働者が主治医に提出)→ ③主治医が勤務状況を参考に主治医意見書を作成 → ④労働者が事業場に主治医意見書を提出→⑤事業場は主治医意見書を産業医等に提供し、就業上の措置等の意見を聴取→⑥事業場が、主治医や産業医意見を勘案して「両立支援プラン」を作成 → ⑦両立支援プランに基づく取組の実施 → ⑧フォローアップ

 両立支援は、労働者の申し出によって始まるため、最も重要なポイントは、労働者が制度があることを知っているか、申出しやすいかです。また、申出があったときに迷わないよう、事前に誰が・何をするかを決めておくことが重要です。

①労働者の申し出
 労働者からの申出が円滑に行われるよう、事業場内ルールの作成及び周知、研修による意識啓発、相談窓口の明確化など申出が行いやすい環境を整備することが最も重要です。

②勤務状況提供書等の作成
 労働者から事業主に相談があった場合は、労働者が必要かつ十分な情報を収集できるよう、産業保健スタッフや人事労務担当者は、勤務状況報告書の作成支援や、手続きの説明を行うなど、必要な支援を行いましょう。
 勤務状況報告書は、主治医に労働者の就業の状況等に関する情報を提供するための書面で事業場で定めることが望ましいとされています。また、労働者は、両立支援カードを使用し、事業者が確認を行った後、主治医に提出することもできます(本人が記載した職務内容に追記・修正が必要な場合、事業者が本人と相談して勤務状況報告書も併せて提出することも可能です。)。
 これらの様式例は、「治療と就業の両立支援指針(参考資料との統合版)」に添付されており、治療と仕事の両立支援ナビからもダウンロード可能です。

参考資料 | 治療と仕事の両立支援ナビ

 当センターでは、事業場に出向いて個別の患者(労働者)に係る健康管理について、事業者と労働者の間の仕事と治療の両立に関する調整支援を行い、両立支援プラン・職場復帰支援プランの作成などの助言・支援を行っています。上記のどの場面からでも利用できます。※支援の実施に当たっては、ご本人及び事業者の同意が必要になります。

治療と仕事の両立支援 | 三重産業保健総合支援センター

◇ 治療と就業の両立支援に関する診療報酬の改定について

 令和8年度診療報酬改定(令和8年6月1日適用)において、治療と就業の両立支援に関する診療報酬「療養・就労両立支援指導料」について、引上げ等がありました。
 「療養・就労両立支援指導料」は、患者(労働者)の治療と就労の両立を支援するため、主治医が、患者の就労の状況を把握した上で、勤務先の産業医等に治療と仕事の両立に必要な情報連携等を行った場合に算定される診療報酬です。

●療養・就労両立支援指導料の引き上げ
  初回 800点→850点 (情報通信機器を用いて行った場合696点→740点)
  2回目以降 400点→500点(情報通信機器を用いて行った場合348点→435点)
●対象疾患の限定廃止 
 すべての疾患が支援対象になりました。
●「両立支援カード」の算定要件への追加
 「勤務情報提供書」に加え「両立支援カード」を用いることが可能になりました。
●相談支援加算の大幅引上げ
 両立支援コーディネーター養成研修を修了した看護師、社会福祉士、精神保健福祉士又は公認心理師による相談支援の評価が大きく引き上げられました。(50点 → 400点)
 特掲診療料の施設基準等に係る届出が必要です。詳しくは地方厚生局等に確認して下さい。

治療と就業の両立支援に関する診療報酬の改定について | 厚生労働省

◇ 令和8年度両立支援コーディネーター基礎研修のご案内

 労働者健康安全機構では、「両立支援コーディネーター」を養成するため、「両立支援コーディネーター基礎研修」を実施しています。日本国内在住で医療機関、企業、支援機関などにおいて両立支援に携わる方(予定を含む)ならどなたでも受講可能です。
 また、本研修は、診療報酬の施設基準「療養・就労両立支援指導料の注3に規定する相談支援加算に関する基準」の「国または医療関係団体等が実施する研修であって、厚生労働省の定める両立支援コーディネーター養成のための研修カリキュラムに即した研修」に該当します。
 本研修はオンライン形式で研修を開催いたします。
 直近で申込可能な研修は以下のとおりです。
 募集期間 10月16日(金)13:00~11月5日(木)17:00
 動画配信研修期間 10月16日(金)13:00~11月12日(木)23:59
 WEBライブ講習 11月17日(火)13:00~15:00

令和8年度両立支援コーディネーター基礎研修日程のご案内| 労働者健康安全機構

2 三重さんぽセンター産業保健研修会のご案内【無料】 11月・12月分等

 研修会場:原則として、三重産業保健総合支援センター会議室(三重県医師会館5階)。
 受付締切:研修会当日の5日前(5日前以降は、一切受付ができませんのでご了承下さい。)
 回数制限:産業医向け研修会は、お一人様、月1回まで(メルマガ登録による規制緩和措置あり。詳細は以下参照。)
 申込開始:研修会当日の2カ月前の月の最初の営業日。
  ※ 産業医向け・産業保健スタッフ向けに区分していますが、共に職種に関係なく受講していただけます。
  ※ 天災・講師都合等により研修会を中止する場合があります(申込済の方には、当センターから連絡します。)。
 【申込に関する注意事項】
  ● 研修会申込は、当センターHPの「研修会申込」の画面からお願いします。
  ● 申込後、当センターから「承認待ち」メールが送信され、後日、「承認した」旨のメールが送信されます。
    (双方のメールが届かない場合、申込が適切に行われていない可能性がありますので、必ずご確認下さい。)
 【研修会への遅刻・早退について】
  ● 15分以上の遅刻・早退の場合、いかなる理由があっても、単位を付与できませんのでご留意下さい。
    (特に、木曜日は、医師会行事との重複が多く、駐車場が満車になることも多いためご留意下さい。)

◇ 【産業医向け研修】三重県医師会共催 日本医師会認定産業医研修(単位取得あり)

申込先

産業医向け研修一覧 | 三重産業保健総合支援センター (johas.go.jp)

 □ 10月27日(火) 14:30~16:30 生涯:更新2単位
   「労災補償制度の概要」 増田 伸士 中村 重昭  三重労働局労働基準部労災補償課
    主任地方労災補償監察官 地方労災補償監察官

 □ 11月4日(水) 14:30~16:30 生涯:実地2単位
   「メンタルヘルスにおけるセルフケアの支援」 竹内 登規夫 (大)愛知教育大学名誉教授

 □ 11月5日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
   「発達障害のある方への理解と対応」 楠本 みちる 三重県立こころの医療センター参事

 □ 11月18日(水) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
   「「エイジフレンドリーガイドライン」を踏まえた労働災害防止対策」
    伊能 雅彦 労働衛生コンサルタント 第一種作業環境測定士

 □ 11月19日(木) 14:30~16:30 生涯:更新2単位
   「働く女性の母性健康管理・仕事と家庭の両立」
    佐藤 祐馬 田丸 銀嶺 三重労働局雇用環境・均等室 指導係長 雇用環境改善・均等推進指導官

 □ 11月26日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
   「振動障害予防指針に基づく労働衛生管理」
    谷垣 己子男 労働衛生コンサルタント 第一種作業環境測定士

 □ 12月3日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
   「職場のメンタルヘルス支援と薬物療法の実際~不眠症編~」
中村 友喜 三重県立こころの医療センター 診断技師部技師長兼薬剤室長兼感染管理室長

 □ 12月15日(火) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
   「職場におけるアレルギー疾患対策」 藤澤 隆夫 (独)国立病院機構三重病院名誉院長

 □ 12月17日(木) 14:30~16:30 生涯:実地2単位
   「労働者の作業行動を起因とする行動災害「転倒・腰痛予防対策」」
寶 幸夫 中央労働災害防止協会腰痛予防労働衛生教育(福祉・医療分野)インストラクター

※ 産業医向け産業保健研修会における重要なお知らせ

 

 令和7年度から、産業医向け研修における単位取得は、医師会会員情報システム(MAMIS:マミス)上で行うこととなり、単位取得のためには、MAMIS上でのマイページ登録が必要となります(単位取得を希望される方は、必ず、ご自身でマイページ登録を行ってください。)。
 また、MAMISに単位が反映するまでに1か月程度かかります。詳細については、三重県医師会にお問い合わせください。(当センターでは、マイページ登録等に関するお問い合わせには対応できませんのでご了承ください。)
 認定証に記載されている有効期間中に受講した研修は、当該期間中の単位となります。更新前後の受講の場合は有効期間にご注意下さい。

◇ 【産業保健スタッフ向け研修】(単位取得なし)

申込先

産業保健スタッフ向け研修一覧 | 三重産業保健総合支援センター (johas.go.jp)

 □ 10月28日(水) 14:00~16:00
   「健康経営~健康経営ガイドブックについて~」 吉田 美昌 三重産業医会理事 健康経営エキスパートアドバイザー

 □ 11月10日(火) 14:00~16:00 ≪オンライン≫
   「若年性認知症の就労支援」 伊藤 美知 三重県若年性認知症コーディネーター 社会福祉士

 □ 11月12日(木) 14:00~16:00 ≪オンライン≫
   「働く人の身体変化と働き続けるための支援~疲労・不調の兆候と職場でできる対応策~」
    青木 孝哉 ユマニテク医療福祉大学校理学療法士

 □ 12月8日(火) 14:00~16:00 ≪オンライン≫
   「女性特有の健康課題と男性の更年期障害」
上住 津恵 三重産業保健総合支援センター 産業保健専門職

 □ 12月9日(水) 14:00~16:00
   「事例から考えるメンタルヘルス対応~あなたならどうする?~」 矢野 一郎 産業カウンセラー

◇ 「Mental Health Seminar 」のお知らせ(単位取得なし)

 全国各地のさんぽセンターと塩野義製薬株式会社との共催で、発達障害についてのオンラインセミナーを開催します。
  日時:2026年11月16日(月)14:00~16:00 申込期日:11月9日(月)
  神経発達症(発達障害)とメンタルヘルス不調
大阪公立大学大学院医学研究科神経精神医学教授 井上 幸紀 先生
 ※本セミナーでは、テキストおよび講師の講演資料の配布(データ共有を含む)はありません。

◇ 「Sleep Health Seminar 2026」のお知らせ(単位取得なし)

 全国各地のさんぽセンターと塩野義製薬株式会社との共催で、不眠症と睡眠時無呼吸症候群から考える健康リスクについてのオンラインセミナーを開催します。
  日時:2026年12月14日(月)14:00-16:00 申込期日:12月7日(月)
 講演1 産業保健職に必要な睡眠の基礎知識 ~睡眠で仕事を支援する~
  東京医科大学 睡眠学講座 教授 
  志村 哲祥 先生
 講演2 職域での睡眠時無呼吸症候群と健康リスク
  順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学講座 先任准教授
  順天堂大学医学部附属順天堂医院 睡眠・呼吸障害センター センター長
  葛西 隆敏 先生
 ※本セミナーでは、テキストおよび講師の講演資料の配布(データ共有を含む)はありません。

● メルマガ登録の特典

 

  当センター主催の産業保健研修会(産業医向け)は、お一人様、1か月あたり1回までとの回数制限を設けていますが、メルマガ登録者の方は、1か月に2回まで研修受講を可能としております。
  毎月、メルマガにパスワードを記載していますので、特典を利用される方は、当センターHPの研修申込ページの最下段にある「メルマガパスワード」欄にパスワードを入力して下さい。(未記入の場合、特典利用はできません。)

● メルマガ10月号パスワード

 

  メルマガ10月号のパスワードは・・・○○○○○○○○○○
  このパスワードは、11月15日申込分まで。16日以降は、次月号のパスワードを記載してください。

3 厚生労働省・三重労働局関連情報

◇ 治療と仕事の両立支援 三重県地域セミナーのお知らせ(三重県地域両立支援推進チーム)

 三重県地域両立支援推進チームとは、治療と仕事の両立支援を効果的に進めるため、三重労働局、自治体、関係団体等がネットワークを構築して連携を図り、その取組を推進するために設置された協議会です。三重県地域両立支援推進チームが主催の下記セミナーを開催します。
日時:2026年12月16日(水)14:00~16:00   申込期日:2026年12月9日(水)     
開催方式:ハイブリッド方式
     オンライン(zoom)及び会場(当センター会議室)
対象:経営者、人事労務担当者、安全衛生スタッフ、医療関係者など どなたでもご参加いただけます。
申込方法:当センターのホームページから申込下さい。
内容
・開会挨拶 三重労働局労働基準部長
・治療と就業の両立支援指針 三重産業保健総合支援センター(当センター)
・企業における両立支援取組事例 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 玉城工場
・両立支援における社会保険制度等の解説 三重県社会保険労務士会 

◇ 11月は「過労死等防止啓発月間」です

 厚生労働省では、11月を「過労死等防止啓発月間」としており、過労死ゼロの社会を実現するため、過労死等防止対策推進シンポジウムや過重労働解消キャンペーンなどを行います。
「過重労働解消キャンペーン」では、労働局や労働基準監督署が長時間労働の削減等の過重労働解消に向け、集中的な周知・啓発や長時間労働が行われている事業場への重点監督等に取り組むこととしています。

◇ 過労死等防止対策推進シンポジウム

 厚生労働省では、過労死等を防止することの重要性について国民の皆様に自覚を促し、関心と理解を深めていただくため、過労死等防止対策推進シンポジウムを開催いたします。近年、働きすぎやパワーハラスメント等の労働問題によって多くの方の尊い命が失われ、また心身の健康が損なわれ深刻な社会問題となっています。
 本シンポジウムでは、有識者や過労死等で亡くなられた方のご遺族等にもご登壇いただき、過労死等の現状や課題、防止対策について考えます。
  日 時:令和8年11月16日(月)13:30~15:30
  場 所:津市アストプラザ4階 アストホール
  プログラム:
   三重労働局からの報告
   基調講演 「カスタマーハラスメントの現状と課題:法制化の動向と企業に求められる対応」
    講師:池内 裕美 氏(関西大学社会学部 教授)
   過労死遺族の声
 詳細は、以下をご確認ください。

過労死等防止対策シンポジウム三重会場

◇ 10月1日から最低賃金が時間額1,143円になりました

 本年10月1日より、三重県の最低賃金が現在の時給1,087円から56円引き上げられ、時給1,143円となりました。この最低賃金は、三重県内で働くアルバイトやパート労働者等の名称及び年齢を問わず全ての労働者に適用されます。
 詳しくは三重労働局のホームページを参照して下さい。

三重県最低賃金が改正されます|三重労働局

◇ 令和8年の三重県の労働災害発生状況

 令和8年9月末現在の三重県内の休業4日以上の死傷者数は、1,559人(前年同期比 3.0%増加)となっています。
 事故の型では、「転倒」が383人で最多となっており、「墜落・転落」が 256人、「動作の反動・無理な動作(腰痛等)」が231人と続きます。最新のデータは随時更新されますので労働局のホームページをご確認下さい。

三重県内の労働災害発生状況|三重労働局

4 その他のお知らせ

◇ 「過労徴候しらべ」を「心の耳」で受けることができます

「過労徴候しらべ(Excessive Fatigue Symptom Inventory; EFSI)」は、独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センターが、平成22〜26年度の過労死として労災認定された復命書1,564件 を収集し、そこに記載された 過労死の前駆症状(Karoshi prodromes) を分析、その症状を基に 26項目の「過労徴候しらべ」調査票(EFSI) を作成したものです。ポータルサイト「こころの耳」では、この調査票に基づき「働く人の過労度セルフチェック」を作成し、実施できるようになりました。

働く人の過労徴候度セルフチェック|こころの耳

◇ 職域におけるメンタルヘルス対策フォーラム(三重産業医会)

 日 時:令和9年1月21日(木)14:00~16:10
 場 所:三重県医師会館2階大ホール
 内 容:テーマ「動画による、ルール・業務遂行レベルにもとづくメンタルヘルス不調者対応」
      講師 講師: 高尾 総司先生(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 准教授)
 詳細は、以下をご確認ください。

三重産業医会

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