三重産業保健総合支援センター

TEL059-213-0711FAX059-213-0712

三重県津市桜橋二丁目191番4 三重県医師会館5F

メールマガジン

R8.9月号

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
三重産保メルマガ(令和8年 9月号)

独立行政法人 労働者健康安全機構
三重産業保健総合支援センター(三重さんぽセンター)
電話 059-213-0711
FAX 059-213-0712
E-mail  mie-jooohas@mies.johas.go.jp

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

スイセンの葉とニラの葉を間違えたことによる食中毒が発生しています。これは、スイセンには、リコリンなどの有毒物質が含まれているからです。
ちなみに、彼岸花の球根にもリコリンが含まれていることをラジオの子ども科学電話相談で知りました。球根は玉ねぎと似ているので誤って食べないよう注意しましょう。

目次

1 三重さんぽセンターからのお知らせ

2 三重さんぽセンター産業保健研修会のご案内

3 厚生労働省・三重労働局関連情報

4 その他のお知らせ

1 三重さんぽセンターからのお知らせ

◇ 治療と就業の両立支援についての努力義務化で事業場に求められること③

改正労働施策総合推進法により、令和8年4月から治療と就業の両立支援が努力義務化されています。また、「治療と就業の両立支援指針」が策定され、事業主が取り組むべき基本的な考え方や具体的な支援内容が示されています。指針において、事業主に求められる環境整備について、今回は、「事業場内外の連携」について説明します。

●事業場内外の連携
治療と就業の両立支援を進めるうえで、産業保健スタッフや主治医と連携するとともに外部支援機関との連携が重要になります。特に、主治医との情報共有や外部支援の活用は、支援の質を大きく左右します。事業場だけで対応が難しい場合などについては、外部支援を活用することで、専門的な助言や支援が受けられ、事業場の負担が軽減されます。以下の支援を受けることが考えられます。
・主治医と連携している医療ソーシャルワーカー、看護師等
・都道府県労働局
・産業保健総合支援センター(当センター)
・保健所の保健師
・社会保険労務士

〇主治医
支援対象となる労働者(患者)に関し、職場環境や業務内容等を把握している産業医等と、病状や治療経過、就業継続の可否等について医学的知見から意見を述べる主治医が、本人と十分に意思疎通を図りながら情報交換を行い、連携して対応することが重要です。

〇小規模事業場について
産業医の選任義務のない労働者数50人未満の事業場では、必要に応じて、産業保健総合支援センターの支援を受けることが考えられます。

〇産業保健総合支援センターについて
当センターでは、保健師等の資格を有する両立支援の専門スタッフ(メンタルヘルス対策・両立支援促進員)による以下の支援を無料で行うことができます。
・専門的な相談対応
・事業場への訪問による両立支援の制度導入等の支援
・事業主と労働者(患者)の間の個別の治療と就業の両立支援の調整(労働者本人の同意必要)

治療と仕事の両立支援 | 三重産業保健総合支援センター

〇上記以外の事業場が利用できる外部支援
・両立支援コーディネーター
事業場と医療機関の橋渡し役として、労働者に寄り添いながら継続的な相談支援を行います。
両立支援コーディネーターの養成のための研修は、独立行政法人労働者健康安全機構において実施しており、人事労務担当者や産業保健スタッフを受講させ、活用することで、医療機関との連携等を踏まえた、現場の状況に即した支援を実施することが期待されます。

令和8年度両立支援コーディネーター基礎研修日程のご案内|労働者健康安全機構

・地域両立支援推進チーム(三重労働局)
三重労働局では、地域の支援機関等と連携し、イベント開催や支援事業の情報提供を行っており、地域の支援情報をまとめて入手できる窓口として活用できます。

・治療と仕事の両立支援ナビ
厚生労働省のポータルサイトで、法令・指針・疾患別留意事項・様式例・支援制度・事例集など、両立支援に必要な情報を総合的に確認できます。

治療しながら働く人を応援する情報ポータルサイト「両立支援ナビ」|厚生労働省

2 三重さんぽセンター産業保健研修会のご案内【無料】 10月・11月分

研修会場:原則として、三重産業保健総合支援センター会議室(三重県医師会館5階)。
受付締切:研修会当日の5日前(5日前以降は、一切受付ができませんのでご了承下さい。)
回数制限:産業医向け研修会は、お一人様、月1回まで(メルマガ登録による規制緩和措置あり。詳細は以下参照。)
申込開始:研修会当日の2カ月前の月の最初の営業日。
※ 産業医向け・産業保健スタッフ向けに区分していますが、共に職種に関係なく受講していただけます。
※ 天災・講師都合等により研修会を中止する場合があります(申込済の方には、当センターから連絡します。)。
【申込に関する注意事項】
● 研修会申込は、当センターHPの「研修会申込」の画面からお願いします。
● 申込後、当センターから「承認待ち」メールが送信され、後日、「承認した」旨のメールが送信されます。
(双方のメールが届かない場合、申込が適切に行われていない可能性がありますので、必ずご確認下さい。)
【研修会への遅刻・早退について】
● 15分以上の遅刻・早退の場合、いかなる理由があっても、単位を付与できませんのでご留意下さい。
(特に、木曜日は、医師会行事との重複が多く、駐車場が満車になることも多いためご留意下さい。)

◇ 【産業医向け研修】三重県医師会共催 日本医師会認定産業医研修(単位取得あり)

申込先

産業医向け研修一覧 | 三重産業保健総合支援センター (johas.go.jp)

□ 10月1日(木) 14:30~16:30 生涯:実地2単位
「メンタルヘルスに関わる心理検査(エゴグラム検査)の実習と活用法の検討」 竹内 登規夫 (大)愛知教育大学名誉教授

□ 10月8日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
「職場における感染症対策」 神谷 元 (大)三重大学大学院医学系研究科教授

□ 10月13日(火) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
「職場における受動喫煙対策~法令遵守と健康経営の両立~」
吉川 諒 (株)吉川労働衛生コンサルタント産業医三重事務所代表取締役 労働衛生コンサルタント・産業医

□ 10月14日(水) 13:30~15:30 生涯:更新2単位
「労働基準法のあらまし」 大西 洋一 社会保険労務士

□ 10月15日(木) 14:30~16:30 生涯:更新2単位
「最近の労働衛生行政の動向及び安全衛生の基本対策」 梅原 剛 三重労働局労働基準部健康安全課 労働衛生専門官

□ 10月22日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
「歯周病などの歯科疾患と生活習慣病との関連について」 福森 哲也 (公社)三重県歯科医師会副会長

□ 10月27日(火) 14:30~16:30 生涯:更新2単位
「労災補償制度の概要」 増田 伸士 中村 重昭 三重労働局労働基準部労災補償課 主任地方労災補償監察官 地方労災補償監察官

□ 11月4日(水) 14:30~16:30 生涯:実地2単位
「メンタルヘルスにおけるセルフケアの支援」 竹内 登規夫 (大)愛知教育大学名誉教授

□ 11月5日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
「発達障害のある方への理解と対応」 楠本 みちる 三重県立こころの医療センター参事

□ 11月18日(水) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
「「エイジフレンドリーガイドライン」を踏まえた労働災害防止対策」
伊能 雅彦 労働衛生コンサルタント 第一種作業環境測定士

□ 11月19日(木) 14:30~16:30 生涯:更新2単位
「働く女性の母性健康管理・仕事と家庭の両立」
佐藤 祐馬 田丸 銀嶺 三重労働局雇用環境・均等室 指導係長 雇用環境改善・均等推進指導官

□ 11月26日(木) 14:30~16:30 生涯:専門2単位
「振動障害予防指針に基づく労働衛生管理」
谷垣 己子男 労働衛生コンサルタント 第一種作業環境測定士

※ 産業医向け産業保健研修会における重要なお知らせ

令和7年度から、産業医向け研修における単位取得は、医師会会員情報システム(MAMIS:マミス)上で行うこととなり、単位取得のためには、MAMIS上でのマイページ登録が必要となります。単位取得を希望される方は、必ず、ご自身でマイページ登録を行ってください。また、MAMISに単位が反映するまでに1か月程度かかります。詳細については、三重県医師会にお問い合わせください。(当センターでは、マイページ登録等に関するお問い合わせには対応できませんのでご了承ください。)
認定証に記載されている有効期間中に受講した研修は、当該期間中の単位となります。更新前後の受講の場合は有効期間にご注意下さい。

◇ 【産業保健スタッフ向け研修】(単位取得なし)

申込先

産業保健スタッフ向け研修一覧 | 三重産業保健総合支援センター (johas.go.jp)

□ 10月6日(火) 14:00~16:00 ≪オンライン≫
「理学療法士から学ぶ「健康寿命を延ばすからだづくり」」
鈴木 享 藤田医科大学七栗記念病院リハビリテーション部・係長 理学療法士

□ 10月21日(水) 14:00~16:00
「セルフケアのための自律訓練法~心と身体のストレスマネジメント~」
松田 史帆 中部労災病院治療就労両立支援センター公認心理師

□ 10月28日(水) 14:00~16:00
「健康経営~健康経営ガイドブックについて~」 吉田 美昌 三重産業医会理事 健康経営エキスパートアドバイザー

□ 11月10日(火) 14:00~16:00 ≪オンライン≫
「若年性認知症の就労支援」 伊藤 美知 三重県若年性認知症コーディネーター 社会福祉士

□ 11月12日(木) 14:00~16:00 ≪オンライン≫
「働く人の身体変化と働き続けるための支援~疲労・不調の兆候と職場でできる対応策~」
青木 孝哉 ユマニテク医療福祉大学校理学療法士

◇ 「Sleep Health Seminar 2026」のお知らせ(単位取得なし)

全国各地のさんぽセンターと塩野義製薬株式会社との共催で、睡眠障害についてのオンラインセミナーを開催します。
日時:2026年10月16日(金)14:00-16:00 申込期日:10月9日(金)
第一部 職域における睡眠管理の重要性~健康づくりのための睡眠ガイド2023の実践~
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所
睡眠・覚醒障害研究部 部長 栗山 健一 先生
第二部 睡眠で悩む従業員への支援~産業保健職が知っておきたい不眠対応の実践~
東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 教授 岡島 義 先生
※本セミナーでは、テキストおよび講師の講演資料の配布(データ共有を含む)はありません。

◇ 「Mental Health Seminar 」のお知らせ(単位取得なし)

全国各地のさんぽセンターと塩野義製薬株式会社との共催で、発達障害についてのオンラインセミナーを開催します。
日時:2026年11月16日(月)14:00-16:00 申込期日:11月9日(月)
神経発達症(発達障害)とメンタルヘルス不調
大阪公立大学大学院医学研究科神経精神医学教授 井上 幸紀 先生
※本セミナーでは、テキストおよび講師の講演資料の配布(データ共有を含む)はありません。

● メルマガ登録の特典

当センター主催の産業保健研修会(産業医向け)は、お一人様、1か月あたり1回までとの回数制限を設けていますが、メルマガ登録者の方は、1か月に2回まで研修受講を可能としております。
毎月、メルマガにパスワードを記載していますので、特典を利用される方は、当センターHPの研修申込ページの最下段にある「メルマガパスワード」欄にパスワードを入力して下さい。(未記入の場合、特典利用はできません。)

● メルマガ9月号パスワード

 

メルマガ9月号のパスワードは・・・○○○○○○○○
このパスワードは、10月14日申込分まで。15日以降は、次月号のパスワードを記載してください。

3 厚生労働省・三重労働局関連情報

◆ 全国労働衛生週間について

全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に、昭和25年から毎年実施しており、今年で77回目になります。毎年9月1日から30日までを準備期間、10月1日から7日までを本週間とし、この間、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな取り組みを展開します。
本年度のスローガン:「ひとりひとりが貴重な人材 心も体も健やかに みんな生き生き健康職場」

令和8年度全国労働衛生週間 実施要領|厚生労働省

令和8年度 全国労働衛生週間についての広報を行いました。|三重労働局

◆ 職場の健康診断実施強化月間について

厚生労働省では、全国労働衛生週間の準備月間である毎年9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置付け、労働安全衛生法に基づく一般健康診断の実施の徹底や事業者の健康保持増進措置等の適切な実施等を促すため、集中的・重点的に啓発を行っています。

「職場の健康診断実施強化月間」(9月)について|厚生労働省

◆ 10月1日から最低賃金が時間額1,143円になります!

本年10月1日より、三重県の最低賃金が現在の時給1,087円から56円引き上げられ、時給1,143円となります。この最低賃金は、三重県内で働くアルバイトやパート労働者等の名称及び年齢を問わず全ての労働者に適用されます。
詳しくは三重労働局のホームページを参照して下さい。

三重県最低賃金が改正されます|三重労働局

◆ 令和8年度三重県産業安全衛生大会

本年度も、三重県産業安全衛生大会が開催されます(当センター共催)。多数のご参加をお待ちしております。
日時:令和8年10月1日(木)13時00分~(受付12時~)
場所:三重県文化会館中ホール
詳細については、以下をご参照ください。

令和8年度三重県産業安全衛生大会のご案内 | 三重労働局

◆ 令和7年度「過労死等の労災補償状況」(精神障害)について

厚生労働省は、令和7年度の「過労死等の労災補償状況」を公表しました。今月号においては、このうち精神障害の労災補償状況について説明します。

●全体(精神障害)
請求件数 :4,958件(前年比約3割増・1,178件増)
決定件数 :3,839件(前年比9.8%増・343件増)
支給決定件数:1,082件(前年比2.5%増・前年から26件増加)
認定率(支給決定件数が決定件数に占める割合):28.2%(前年から約2ポイント減少)

●業種(中分類)別
1位 社会保険・社会福祉・介護事業(請求・支給決定ともに最多)
請求件数:706件 支給決定件数:151件
2位 医療業
請求件数:578件 支給決定件数:139件
3位 道路貨物運送業
請求件数:202件 支給決定件数:68件

●職種(中分類)
1位 一般事務従事者
請求件数:833件(1位) 支給決定件数:109件(1位)
2位 保健師、助産師、看護師
請求件数:369件(2位) 支給決定件数:105件(2位)
3位 介護サービス職業従事者
請求件数:296件(3位) 支給決定件数:68件(3位)
参考(自動車運転従業者)
請求件数:209件(7位) 支給決定件数:64件(4位)

●年齢別(30代~50代が多い。40代が請求・支給決定件数とも最多)
30~39歳 請求件数:1,122件 支給決定件数:243件(前年比26.2%増)
40~49歳 請求件数:1,344件 支給決定件数:294件(前年比29.1%増)
50~59歳 請求件数:1,207件 支給決定件数:244件(前年比38.7%増)

●出来事別
①パワーハラスメント
決定件数:403件 支給決定件数:222件 認定率55.1%
②対人関係 全体
決定件数:1,759件 支給決定件数:236件 認定率13.4%
・上司とのトラブル(決定件数:1,061件 支給決定件数:36件 認定率3.4%)
・同僚とのトラブル(決定件数:257件 支給決定件数:5件 認定率1.9%)
・顧客や取引先、施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた(カスハラ)(決定件数:240件 支給決定件数:127件 認定率52.9%)
③セクシャルハラスメント
決定件数:233件 支給決定件数:127件 認定率54.5%
④仕事の量・質
決定件数:508件 支給決定件数:183件 認定率36.0%
・1カ月に80時間以上の時間外労働を行った(決定件数:90件 支給決定件数:40件 認定率44.4%)
・2週間以上に渡って休日のない連続勤務を行った(決定件数:44件 支給決定件数:30件 認定率68.2%)

詳細は、厚生労働省ホームページを参考にして下さい。

令和7年度「過労死等の労災補償状況」を公表します|厚生労働省

◇ 精神障害の「過労死等の労災補償状況」 10年前との比較

当センターでは、精神障害に関する労災請求の動向を把握するため、令和7年度の数値を平成27年度(10年前)と比較しました。

●請求件数の変化
平成27年度:1,515件 令和7年度:4,958件(約3.3倍・227.3%増)
●支給決定件数の変化
平成27年度:472件 令和7年度:1,082件(約2.3倍・129.2%増)
●認定率の変化
平成27年度:36.14% 令和7年度:28.18%(約8ポイント減少)

●年齢別の請求件数の変化(最多は40代だが、50代・60代以上が大きく増加)
【10代】 平成27年度:18件 令和7年度:39件(116.7%増)
【20代】 平成27年度:281件 令和7年度:972件(245.9%増)
【30代】 平成27年度:419件 令和7年度:1,122件(167.8%増)
【40代】 平成27年度:459件 令和7年度:1,344件(192.8%増)
【50代】 平成27年度:287件 令和7年度:1,207件(320.6%増・約4.2倍)
【60代以上】 平成27年度:51件 令和7年度:274件(437.3%増・約5.4倍)

●出来事別の変化
①パワーハラスメント及び暴行・いじめ・嫌がらせ
決定件数:151件→536件(約3.5倍) 支給決定件数:60件→284件(約4.7倍)
②セクハラ
決定件数:44件→233件(約4.3倍) 支給決定件数:24件→127件(約4.3倍)
③1カ月80時間超の時間外労働
決定件数:55件→90件(約1.6倍) 支給決定件数:36件→40件(約1.1倍)
④仕事の質・量の合計件数(③も含まれる)
決定件数:255件→508件(約2倍) 支給決定件数:136件→183件(約1.35倍)

※精神障害の認定基準については、令和2年及び令和5年に改正されており、平成27年度と令和7年度では、認定基準や分類項目が異なるため、年齢別については、比較可能とするため当センターが再集計したものです。

●令和7年度の「過労死等の労災補償状況」(精神障害)及び10年前との比較について、当センターでポイントを整理し、押さえておきたい傾向をまとめたリーフレットを作成しましたのでご活用ください。下記ホームページのとおりです。

「業務災害に係る精神障害の補償状況」リーフレットを作成しました|三重産業保健総合支援センター

●精神障害の労災請求についての当センターからのコメント
精神障害の労災請求件数が急増しており、令和7年の請求件数は、前年と比べると1,000件以上増加し約1.3倍、10年前と比べると約3.3倍になっています。出来事別の決定件数等を分析すると、いくつかの特徴が明確に表れています。
第一に、パワハラ・いじめ・嫌がらせ・セクハラの決定件数が10年前の約4倍に増加しています。認定率も約55%と高い傾向が続いており、職場におけるハラスメントが精神障害の労災に大きく影響していることが分かります。
第二に、「職場における対人関係」(パワハラ・セクハラを除く)が令和7年度は1,759件と全体の約45%を占める最大の要因となっています。内訳では、上司とのトラブル(1,061件)、同僚とのトラブル(257件)、カスハラ(240件)の順で多く、職場内外の人間関係が大きな負荷となっている状況がうかがえます。
第三に、「仕事の質・量」(長時間労働等)による決定件数も10年前の約2倍に増加しています。全体の増加率よりは低いものの、依然として重要な要因であることに変わりはありません。
第四に、40代の請求件数が最も多い状況である上、50代及び60代以上の件数が10年前と比べ4.2倍及び5.4倍に増加しており、高齢層の増加が認められます。背景には少子高齢化の影響があると思われます。
「職場における対人関係」については、いじめ・嫌がらせ及びカスハラを除くと認定率は必ずしも高くはありませんが、職場環境や人間関係に問題があると感じている労働者からの申請が増加していること自体が重要であると考えられます。背景には、従来からのハラスメントや業務量の多さに加え、周囲からの支援が不足していることが影響している可能性があります。
これらの要因は、ストレスチェックの集団分析項目である「上司の支援」「同僚の支援」と重なる部分が多く、集団分析を活用した職場環境改善がメンタルヘルス不調の一次予防として有効であることが示されています。
ストレスチェック制度が全事業場に義務化された今こそ、集団分析を積極的に活用し、職場環境の改善につなげていくことが求められます。
※集団分析結果をどのように活用してよいかについても、当センターから保健師、公認心理士等の専門家による相談や支援が可能です。お申込みは下記からお願いします。

メンタルヘルス対策 | 三重産業保健総合支援センター

◇ 令和8年の三重県の労働災害発生状況(令和8年7月末現在)

令和8年7月末現在の三重県内の休業4日以上の死傷者数は、1,170人(前年同期比 2.0%増加)となっています。
事故の型では、「転倒」が285人で最多となっており、「墜落・転落」が 192人、「動作の反動・無理な動作(腰痛等)」が185人と続きます。
詳細は、以下をご確認下さい。

三重県内の労働災害発生状況|三重労働局

4 その他のお知らせ

◇ 厚生労働省委託事業:令和8年度ハラスメント事案解決のための伴走型支援について

厚生労働省は、ハラスメント事案が生じた企業等からの相談に応じて、企業の労務管理に精通する専門家(社会保険労務士)を無料で派遣し、速やかに解決するための対応策を助言しています。オンラインでの対応も可能ですのでご活用ください。
【お問い合わせ・お申し込み】
令和8年度厚生労働省ハラスメント事案解決のための伴走型支援及び事例集の普及
事業事務局(事業受託会社 株式会社東京リーガルマインド)
電話:0120-997-923(平日9:00~18:00)

https://harassment-jian-banso.mhlw.go.jp/

◇ 10月10日は世界メンタルヘルスデーです

世界メンタルヘルスデーは、心の健康への理解を深め、偏見をなくし、誰もが安心して支援につながれる社会をめざす正式な国際デー(国際記念日)とされています。

世界メンタルヘルスデー JAPAN2026 特設サイト|厚生労働省

◇ (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)からのご案内

~第34回職業リハビリテーション研究・実践発表会参加者募集のお知らせ~
JEEDでは、職業リハビリテーションに関する研究成果等を広く各方面に周知するとともに、参加者相互の意見交換や経験交流を目的として、「職業リハビリテーション研究・実践発表会」を毎年開催しています。
今年(第34回)は、11月4日(水)および5日(木)の2日間、東京ビッグサイトにて開催を予定しており、現在ホームページにて参加申込みを受け付けています(参加費:無料)。申込締切は令和8年10月5日(月)13時までで、定員に達したプログラムから順次締め切りとなります。参加をご希望の方は、どうぞお早めにお申込みください。

https://www.nivr.jeed.go.jp/vr/news/vrhappyou34-history.html

〇 メールマガジンの配信・停止・変更

当メルマガでは、日本医師会認定産業医研修及び産業保健スタッフ向け研修の案内、産業保健に関する最新情報、イベント案内、労働行政からのお知らせなど、利用者の皆様にお役立ていただける内容となっております。
配信・停止・変更については、以下をご確認ください。

https://www.mies.johas.go.jp/merumaga_form/

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

◆ 本メールマガジンは、毎月15日頃を目途に発行いたします。
◆ 本メールマガジンは、リンク先サイトの内容やプライバシーについて責任を負うものではありません。
  利用者ご自身の責任においてご利用ください。
◆ メールマガジンの配信停止・変更はお手数ですが下記からご連絡をお願い致します。
 メールマガジン配信・停止・変更|三重産業保健総合支援センター (johas.go.jp)

 独立行政法人 労働者健康安全機構 三重産業保健総合支援センター
 〒514-0003  三重県津市桜橋二丁目191-4 三重県医師会館内

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

Copyright (C) 2017~ Mie japan organization of occupational health and safety. All Rights Reserved.

ページトップ